奥山照実先生
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白雪姫プロジェクト応援メッセージ

卒中や脳外傷で遷延性意識障害となり、このままずっと植物状態だと宣告された患者さんたちの中に、奇跡的に意識を取り戻し、手足を動かし、言葉を発して対話できる方がおられます。

脳外科医と看護スタッフなら、きっと誰もが体験したことのある奇跡でしょう。 でも、現代医学ではこれを「奇跡」とは呼びません。例外と呼んで無視します。 どんな検査をしても、なぜ回復したのか? に科学的に説明できない。

でも、そこに何かある。何かあるんだ。 ルネッサンスは、そんなちっぽけな何かから爆発します。

白雪姫はなぜ目覚めたのでしょうか? 白雪姫の人を疑わない素直さが悲劇を招いたけれど、 小人たちの献身的なケアが愛のオーラあふれる森に王子さまを導き、 目覚めのキスで白雪姫の人生を花開かせました。

意識障害の奇跡は、なぜ起こるのかはわかりません。 ただ、ベッドサイドを思い返してみると、 どの患者さんは、いつも笑顔で前向きだった方でした。 ご家族は、祈りに閉じこもらず、強く素直に人を思いやるこころと愛と感謝があふれていました。

漢方では、身体もこの世もすべて陰陽で巡っています。宇宙の法則だから、 意識障害の患者さんにも、死に神さんだけでなく、生き神さまも巡って来ます。 生き神さまは何回も病室の前を通り過ぎています。

王子さまの足を患者さんへ向かわてキスしたくさせるのは、そんな笑顔と愛なのかもしれません。 「白雪姫プロジェクト」を全力で応援します。

医療法人愛香会 奥山医院院長 奥山照実

プロフィール

奥山輝実 (おくやまてるみ)
かっこちゃんと同じ年で、なんだか似ているところ多々な変わり者。
S57年 関西医大卒。
脳外科に入局し、松村浩教授の影響で漢方と心療内科の研鑽も始める。
40才まで脳外科医として救急病院に勤務し、外科・整形外科・形成外科のオペも多数執刀。
41才で大阪 門真市に奥山医院を開業。西洋医学と漢方で身体もこころも診る統合医療を始める。この頃より「生きがいの催眠療法」を始め、独自のスピリチュアルケアを発展させる。
脳外科専門医・漢方専門医・抗加齢学専門医 。

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