白雪姫プロジェクトは「誰もが思いを持っていて、回復する可能性がある」ということが当たり前になっていく世界をめざします

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偲いより成る

2009年宮ぷーさんが脳幹出血で倒れたときに、かつこちゃんから電話がありました。

かつこちゃんは、僕に「どうか助けてください、先生」と言うのです。「どんな状態なの?」と尋ねると「瞳孔も開いているし、息も自分ではしていません」と言うのです。

そのとき僕は「天が一番いいようにしてくださるよ」と言いました。けれど、かつこちゃんは「先生、それでは嫌なんです。どうしても生きて欲しいのです」と泣くのです。

そのときに、僕は「それでは、一緒に祈りましょうね」と言いました。

そして、今、どんどん回復されている宮ぷーさんの様子をうかがう度に、思いがあれば、きっと成っていくのだと感じています。

汝の想いを清めよ
汝の願いを高めよ
汝の祈りを深めよ
一念透徹すれば
天地も動く

この白雪姫プロジェクトも、強い偲いできっと成っていくことを信じ、僕も心から応援をさせていただきます。

財団法人伊勢道場 中山靖雄

プロフィール

中山靖雄
1940年熊本県生まれ。
62年学習院大学政経学部を卒業、(財)修養団に勤務。
65年に講師となり、理事、伊勢青少年研修センター所長、常務理事を歴任、伊勢道場長などを務め、現在は相談役。その間に東京・メキシコの各オリンピック世界青少年キャンプ日本団役員や日本青年会議所東海地区協議会・青年の船講師団長、日韓青少年交流派遣団長などを務める。
2000年には「文部省平成12年度社会教育功労賞」を受賞する。講師会会長として伊勢道場での指導をはじめ、各地の企業、青年会議所、婦人会、PTAなどで講演。フジテレビ系ネット番組『テレビ寺子屋』ではレギュラー出演。
(財)修養団は、1906年に蓮沼門三(初代主幹)によって創立。日本で一番歴史のある"愛と汗"をモットーとした社会教育の非営利団体(NPO)として生涯学習に貢献している。